国連ビル解体2007年09月01日

国連ビルが耐震強度不足で建て替えられることになったそうで、最後のお別れに行ってきた。

村野藤吾の設計とは知らなかった。不明、恥ずべし。なんだか無機質な建物で、本学の風格ある校舎がうらやましかった。もっともバイトやさぼりで、学校にいる時間は同級生に比べ極めて短かったが。

が、壊されるとなるとまた懐旧の念も出てくる。初めて仰ぎ見たときのこと、つまらないドイツ語の授業、2人一部屋だった先生の研究室。「滅びしものは懐かしきかな」である。

せっかく訪れたのに、土曜日は完全閉鎖だとか。泣く泣く柵の外からの撮影となった。手前は追い出された研究室のプレハブ。